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当地区は、中山間地域に位置しており、 過去においては、水田に引く水をめぐってトラブルが絶えず決して纏まった集落ではありませんでした。 

農業者の高齢化や人口減少により、地域営農の維持が危ぶまれる中、農事組合法人「はちたか」を設立しました。

兼業農家が多い地域の為、60歳以上の退職者は、農事組合法人が受け入れを行い、人材の確保を行うとともに退職後も社会との繋がりを持てる場となる事で双方にメリットが生まれる結果となっています。

設立に際しては集落全戸が参加することになり、この事で集落全体の絆が深まり生き生きと働ける環境が完成しました。

活動の中では女性が主体となりブロッコリー栽培を手がけるプロジェクトがあり、今では収穫された作物は学校給食にも採用され、ブロッコリーが嫌いな人でも食べられる抜群の品質を誇るまでに成長しました。

輝きを取り戻した”人”が農事組合法人 はちたかを支えています。